ロータリーとは

ロータリーとは

世界の平和を目的に活動している世界組織です

1905年にシカゴで創設されたロータリーでは、120年以上、さまざまな職業をもつ人や市民のリーダーが「世界を変える行動人」となり、その経験と知識を生かして社会奉仕活動や人道的活動に取り組んできました。
識字率向上、平和構築、水と衛生の改善など、幅広い分野で持続可能な影響をもたらすために、ロータリーの会員は毎日、世界のどこかで活動しています。

世界200以上の国と地域にネットワークがあり、日本には34地区、2,192のロータリークラブがあり、83,519人の会員がいます(2025年1月末現在)。
会員の中には、世界に名だたる企業人、著名人も多数在籍しています。

最初の4人のロータリアン

7つの重点分野

世界で活躍するロータリーは、以下の7つの重点分野を中心に活動を行っています

  • 平和の推進
  • 疾病との闘い
  • 水と衛生
  • 母子の健康
  • 教育の支援
  • 地域経済の成長
  • 環境の保護

平和の推進

ウクライナ国境から約60キロ離れたザモスク(ポーランド)の倉庫で物資を梱包するロータリー会員とボランティアの皆さん

紛争の予防・仲裁や難民支援に当たる人材を育て、異文化間の交流と対話を促すことで、平和な世界づくりを目指しています。

疾病との闘い

疾病との闘い

命を脅かす病気(ポリオ、エイズ、マラリアなど)について正しい知識を伝え、発展途上国で低額または無料の医療を提供するなどして、病気の予防と治療を支援しています。

水と衛生

水と衛生

「ただ井戸を掘って終わり」ではなく、きれいな水や衛生設備を活用して長期的な地域発展が実現できるよう、包括的な支援を行っています。

母子の健康

母子の健康

世界では毎年、5歳未満の子ども600万人近くが、栄養失調、不健康、不衛生のために命を落としています。ロータリーは、質の高い医療によって母と子の健康を守っています。

教育の支援

教育の支援

世界で読み書きのできない人(15歳以上)は、7億7500万人。ロータリーは、より良い学校をつくり、教育における性差別をなくし、成人への識字教育に力を注いでいます。

地域経済の発展

地域経済の成長

生産的で十分な収入をもたらす雇用の機会の創出を通じて人びとの自立を促し、発展途上地域の(特に女性による)起業を応援しながら、リーダーとなる人材を育てています。

環境の保護

環境の保護

革新的な解決策を見つけ、持続可能な奉仕プロジェクトを立案することで、地域社会と地球の生態系を強化しています。

ポリオ根絶をめざして

ロータリーは35年以上にわたり、ポリオ(小児まひ)を世界から根絶する取り組みを行っています。
1979年、フィリピンで600万人の子どもを対象に実施したワクチン投与活動がきっかけとなり、世界的なポリオ根絶活動へと発展しました。
今日、野生型ポリオウイルスの常在国は、アフガニスタンとパキスタンを残すのみとなっています。
ポリオ根絶はロータリーの最優先課題とされています。

五大奉仕

五大奉仕とは、ロータリークラブ会員がクラブ内において行うべき奉仕活動を五つの奉仕に整理し、それを部門の活動(委員会活動)として示したもので、クラブ奉仕・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕そして青少年奉仕があります。
1905年に初めてロータリークラブが誕生した後しばらくは、奉仕の定義や委員会活動なるものはありませんでした。
その後、様々な協議を経て1927年のオステンド大会で「クラブ奉仕」「職業奉仕」「社会奉仕」の三部門が誕生、翌1928年ミネアポリス大会で「国 際奉仕」が追加され、以後「四大奉仕」としてながらくロータリークラブ活動の枠組みとして定着しておりましたが、2010年の規定審議会で「青少年(新世代)奉仕」が第五の奉仕部門として加わり「五大奉仕(部門)」となりました。

1

クラブ奉仕

会員同士の関係をはぐくみ、積極的な会員増強計画を実行して、活気あるクラブづくりを行うことです。

2

職業奉仕

すべてのロータリアンが倫理と高潔さをもって仕事にあたり、職業の知識やスキルを社会のニーズ解決のために進んで役立てることです。

3

社会奉仕

すべてのロータリアンが、地域の人びとの暮らしを豊かにし、より良い社会づくりに貢献することです。

4

国際奉仕

国際的なプロジェクトでボランティアをしたり、海外のパートナーとの協同活動を通じて、平和と相互理解を推進することです。

5

青少年奉仕

青少年や若い世代の社会人がリーダーシップ能力を伸ばせるよう支援することです。

国際ロータリー第2750地区

国際ロータリー第2750地区(RID2750)は、東京南部とPBG(パシフィックベイスングループ)で構成され、ロータリークラブが98クラブ(国内89クラブ、海外9クラブ)、ローターアクトクラブが19クラブ(国内16クラブ、海外2クラブ)あり、会員数はロータリークラブが4,609名、ローターアクトクラブが283名と、多様な魅力あふれる多くの会員が在籍しています。(2025年6月現在) 。

日本の発祥クラブである東京ロータリークラブ(RC)から拡大された「東京南RC」をはじめ、ロータリー発祥のシカゴRCと姉妹クラブである「東京西RC」、マニラRCから拡大された「グアムRC」などがあります。
また、会員数200名を超す「東京日本橋RC」を始めとして、100名超のクラブが7クラブ、日本語と英語で例会を行う「東京広尾RC」、元米山奨学生(※1)を中心に構成された「東京米山友愛RC」、インターネットを活用した「東京米山E RC」「東京ピースウィングE RC」、若い会員の集まるローターアクトクラブなど、さまざまな特徴あるクラブが活発にロータリー活動を実践しております。

※1:日本国内のロータリーが共同で運営する奨学財団。日本で学ぶ外国人留学生に奨学金を支援しています。

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